フリースを家の洗濯機で正しく洗う方法　長持ちのコツ

寒くなってきてから大活躍するフリース。

1着羽織るだけで暖かくて、季節感あるまとまったコーデになる優れものですが、手入れが大変そうに見えます。

しかし、実際はお家で、簡単に洗濯することが可能です。

今回はそんな家でのフリースの洗い方を紹介します。

洗うものと必要な物の詳細

今回洗うのはUNIQLOとWhite Mountaineeringのコラボのフリースです。

プルオーバー型でスナップボタンがついているだけのシンプルなフリースになります。

そして使うものはこちら

なんてことない普通の洗濯機と、おしゃれ着用洗剤エマールです。

洗濯機はハイアール社のかなり低価格なモデルのものになります。乾燥機能や、おしゃれ着機能などはついていなく、必要最低限でシンプルな洗濯機です。

フリースを長持ちさせる洗い方

大雑把に書くとこれだけです。普通の洗濯方法と大きくは変わりません。

しかし、ニットなどと同様にフリースは繊細な洋服なので、一つ一つの手順に注意点があります。

一つ一つ紹介しています。

注意点1.フリースは裏返す。

洗濯機は服の汚れを落とし、きれいにしますが、同時に服にダメージを与えてしまいます。

例えば

• 洗いの最中に他の服と擦れる
• 乾燥の時に生地が縮む
• 水に浸かっている状態が続く

なんて負担がかかっています。フリースの表部分のふわふわなボアは繊細なため、フリースを裏返してダメージから守ることが重要です。

やり方は簡単で、普通に裏返すだけ。ファスナーや、ボタンがある場合は閉めてから裏返すだけです。

これをするだけでボア部分へのダメージが軽減され、長持ちにつながります。

注意点2. おしゃれ着洗剤とおしゃれ着洗いをする。

フリースを裏返した後は服に優しい洗剤と洗い方で洗っていきます。

おしゃれ着洗剤エマールがおすすめです。

一般的な洗剤と比べて

などに強いのが特徴です。用途としては一般的な洗剤と変わりはありませんので、洗うものが大事なふくかどうかで使い分けてください。

次に、洗濯機側もおしゃれ着用の洗い方にしていきます。

洗濯機に「おしゃれ着洗い」「ソフト」というコースがあればそちらを設定して洗ってください。

もし無い場合はこれらに気をつけて水量、洗い、すすぎ、脱水の時間を設定して洗ってください。

水量は、多い方が汚れが取れやすいといいますが、もちろん少量の方がエコですので、洗うものに適したものでOKです。

洗いに関しても洗濯中のダメージという観点からいつもの洗濯より少し少なめにしましょう。大体3〜5分短くするのでいいと思います。

そして、1番重要なのが脱水時間です。

脱水機能はとりわけ服への負担が大きいです。

脱水では洗い、すすぎが終わった洗濯物を遠心力を利用して水抜きをしていきます。その際に服が擦れたり、型崩れがしたり、洗ったままのシワがついてしまったり。。。

洗濯機にシワ防止等の機能があればそれを使用し、無い場合は脱水は5分ほどでいいと思います。

ちなみに僕、PEIの設定時間は、

にしています。

注意点.3 干す前にバサッと振り広げる

洗濯が終わりましたら干していきます。基本的に干し方は一緒ですが、ハンガーにかける前にワンポイント。

タオルをバサッと振って広げるようにフリースもバサバサ振って広げてから干しましょう。

勢いよく振ることで、洗濯時に絡まり、まとまってくっついている繊維を解くことができ、ふわふわ感を戻すことができます。

注意点.4 ハンガーはマワハンガーを使うのがgoodです！

最近大人気なドイツのハンガーブランドMAWAが出しているハンガー通称「マワハンガー」

僕も使ってますが、使い勝手もいいし、服への負担が普通のハンガーより全然違います。

特にフリースは柔らかく、厚手の物なのでハンガーがつきやすいので、洋服の型に合ったマワハンガーを是非使ってください。

結果

洗ってみた結果がこちらです。

並べてみても全然違いが分かりません。つまりは大成功ということです！！

一回ですぐボアが潰れてくるというわけではないですが、負荷は必ずかかっており、丁寧に洗ってあげないと少しずつダメになっていくので、いつもの洗濯より少し気を使って洗いましょう。

最後に、注意点まとめ

今回紹介したフリースの洗い方の注意点です。

フリースは見た目以上に汚れていることがあるので、ふと思い立った時や、最近よく着てるなぁと思った時に是非洗ってください。