迷ったらついつい手に取ってしまう古、着　ロシア軍スリーピングシャツ

今日の服どうしよっかなぁと思った時、とりあえずインナーはこれにしとくか、ととりあえず手に取ってしまうほど魅力的なロシア軍スリーピングシャツ をご紹介します。

ロシア軍スリーピングシャツ とは

ロシア軍スリーピングシャツ とは、1970年代にロシア軍にて使用されていた寝巻きになります。

最初は僕もなんじゃこりゃ？寝巻きの古着もあるのか、と驚きました。

現代で例えるならまさにこれです。

現代の僕たちがパジャマや、トレーナーを着て寝るように、当時の兵士たちはこれを着て寝ていたそうです。

スリーピングシャツ の詳細

デザインや、素材を見ていきます。

まず、スリーピングシャツ には夏用、冬用など3種類ほどありますが、今回は冬用のものを紹介していきます。

デザイン

冬用のスリーピングシャツ、デザインはヘンリーネックのプルオーバーシャツになります。

首元には2つのボタンがあり、それ以外はシンプルにノーデザインなプルオーバーです。

シルエットはボックスシルエットで、着丈の割に身幅が大きいので、少し横にゆったりとした四角い洋服です。

また、年代や、製造された場所により、サイズ表記のスタンプが背面にあります。スタンプの位置は背面の内側が多いですが表側にあったり、スタンプの種類が違ったりと服によって細かく変わっています。

カラー

色ですが、ロシア軍オリジナルのカラーはホワイトとオリーブグレーの2色のみです。

ネットや古着屋で探すと、他の色もありますが、それらは後染めした物であり、オリジナルの色は上の2色のみです。

生地感

生地は厚めのコットンで作られています。

しかし、表と裏では生地感が違く、表は厚手のコットンといった感じで、裏は微起毛された肌触りの良い素材になっています。

価格　希少性等

購入の際に1番気になる価格ですが

これが2022年11月現在の大体の相場です。

売り場によって上下はしますが、希少性が低いため、そこまで値段は上がっていません。

スリーピングシャツ の魅力

スリーピングシャツの魅力はかなりありますが、僕はこれだと思います。

着心地

元々兵士のパジャマであったこともあり、着心地は最高です。

ボックスシルエットで身幅に余裕があるけど身幅のわりに着丈は長くなく、ちょうど良いゆったり感になっています。

そして、それでいながら袖丈が気持ち短いので、家事や在宅ワークの時に袖にストレスを感じません。

そして、生地感もパジャマとしての機能がばっちりあります。全体が厚手のコットンなので、丈夫さはありながら、裏地は微起毛な素材なので、厚手でありながら肌に触れる部分はふわふわです。

ちょうど良いデザイン

このシャツは、かなりシンプルなデザインですが、絶妙にちょうど良いデザインなんです。

具体的に言えば、尖ったところがない部分が最高なんです。

まず、シンプルなデザインがゆえにインナーとして大活躍します。

コーデの脇役として、アウターの邪魔をすることなく着れます。

さらに、1枚でもカッコよく決まります。

シルエットが綺麗なので、シャツを主役にしても全然いけます。

コーディネート例

一枚できるならこんな感じでゆるっと。

ボタンはひとつ開けて中のインナーを見せると抜け感があってGOODです。

インナーとしてももちろん優秀です。

シンプルなデザインなので他を全く邪魔することがないのはある意味才能のある服だと思います。

白をインナーとして着用。

やはり白も良いです。ポケット手をに入れてちょっと浮く感じもなかなか良いですね。

最後に

僕が古着にハマり出した2018年ごろはそこまでスリーピングシャツを見かけることがなく、数も少ないため10000円前後で売られていましたが、海外でかなり発掘されたのか、色んなところで見かけるようになり、値段もグッと下がりました。

古着は数は無くなっていく一方で、値段が下がるということは中々無いのでこちらも今のうちが狙い目だと思います。