今回は、キャンバス地のバッグについた自転車汚れや、泥汚れ等を落とす方法を検証していきます。
毎日最寄りの駅まで自転車で通勤しているのですが、汚れには気をつけているのにも関わらず気がついたらバッグが汚くなってしまうことが多々あります。
今回はそんなバッグを洗う方法の検証ですので、バッグが汚れてしまった方、服などに同様の汚れがあって悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。
今回洗うバッグと、汚れの具合
今回洗うのは、YAECAのツールバッグのナチュラルカラーのものです。
ヤエカの中でも定番の商品、定番のカラーです!
生地はコットンキャンバス地で、肩掛けのバッグによくみられる耐久性のあるしっかりとした生地のものです。
色味もオフホワイトのような真っ白ではない少しくすんだ色味です。
いかにも汚れが目立ちそうな色です。
汚れの具合
汚れは4箇所あります。
- コートの色移り汚れ
- 自転車の油汚れ
- 泥汚れ
- 地面に置いた際の黒ずみ
まず1つ目が側面ポケット部分の汚れ。これはおそらくレザーコートを着ながら背負ったときについてしまった色移りだと思われます。
こちらが色移りさせたコート。ヴィンテージものは経年変化された生地の状態によって色移りや、色褪せがしやすいものが多いので注意が必要だったかなあと思います。
1950年代ごろのフランスのレザーカーコートです。かなり味のある風合いになっていて気にいっています。
二つ目も側面ポケットの上部、おそらく自転車の油等の汚れがついた黒ずみです。自転車の鍵を閉める際に肩からずり落ちて付いたものです。
3つ目は泥汚れです。見た目的にこれが一番軽そうな汚れです。
自転車に泥除けが付いていないんです、、、、
4つ目は背面の全体的な汚れです。バッグを置いたときに蓄積されていったものです。
他の色なら大丈夫かもしれませんが、白系のバッグだと汚れがかなり目立ちますね。
今回のこの汚れたちも家にあるものを使って汚れを取っていきます。
バッグに付いた汚れ取りに使うもの
今回使うものがこちらです。
- 住宅用クリーナー(ウタマロを今回使用)
- 歯ブラシ
- お湯
- スポンジ
- いらない布
- 洗濯機
今回も家にあるものを駆使して検証していきます。
汚れのついたバッグの洗い方
そして、バッグの洗い方(家にあるもので誰でもできる)がこちらです。
- バッグをお湯で濡らす
- 洗剤と歯ブラシで汚れを浮かしてとる
- 全体的に洗剤で洗う
- 洗剤でつけ置きをする
- 洗濯機ですすいで干す
今回も手洗いでしっかり洗ってから洗濯機で洗うという2段階洗濯で汚れを取っていきます。
1.バッグをお湯で濡らす
風呂場や洗面台でバッグをお湯で濡らします。お湯には水と比べて汚れを浮かせたり、取りやすくする効果が期待できるのでお湯にしています。
もちろん服の素材や汚れの種類によって温度が関係ないものもあります。
2.洗剤と歯ブラシで汚れを浮かしてとる
濡らし終えたら汚れの部分に住宅用クリーナー(ウタマロ)をかけて、歯ブラシでこすります。ポイントはゴシゴシ汚れを取るというより汚れを浮かして泡に乗せるという意識でこすります。
意識はしていますが、実際はただ擦っているだけです。
強く擦りすぎると生地へのダメージや汚れが奥まで行ってしまう恐れがあるのでご注意ください。
そして、こすり終えたら要らない布で拭き取ります。
僕は比較的綺麗な雑巾を使用しました。
3.全体的に洗剤で洗う
汚れの部分をピンポイントで洗った後は、スポンジに洗剤をつけて全体的にこすり洗いをします。
普段使用していて目立っていない埃汚れなどで少しくすんでいたので洗剤とスポンジを使って取っていきます。
今回僕は無印良品の風呂用のスポンジを使用していますが、スポンジにあまりこだわりはなくて大丈夫です。ただ、傷が付くのであまり研磨性のないものにしておくと良いです。
4.洗剤でつけ置きをする
全体を洗剤でこすり終えたら、お湯ですすいでから、汚れのある部分に洗剤をかけて1、2時間ほどつけ置きします。
今回使用している住宅用クリーナーのウタマロ、つけ置き洗いもできる優れものなのです。
例えば、コンロ周りに吹きかけて、数時間置いておくと、頑固な油汚れがすっきり取れたりします。
泥汚れ等でも効果が期待できないかと思い、仕上げにつけ置きまでします。
5.洗濯機ですすいで干す
最後につけ置きをした洗剤を洗い流して洗濯機で一般的な洗濯をします。徹底的に手洗いをした後は機械に任せて洗濯をします。
洗ってみた結果
上記の洗い方で、入念に洗ってみた結果がこちらです。
まずはコートの色移りです。
コートの色移りはかなり取れました。多少残りましたが、全然気にならない程度になりました。
これが一番気になっていたので、ほんと良かったです!
続いて自転車の油汚れ
自転車から付いた黒い汚れも綺麗に取れました。
見た目的にはしつこそうな汚れでしたが、洗濯してみたらあっさり取れました。
泥汚れ
泥汚れの具合もかなり良い感じです。全く気にならなくなりました。
地面に置いた時の黒ずみ
最後に底面の黒ずみですが、こちらはうっすら残りました。汚れが一番蓄積されていたからなのか、完全には取れませんでした。。。
全体の比較画像がこちらです
全体的にくすみが取れて白さが戻りました。
嬉しいいいいいいい!!!
まとめ
今回の検証で分かったことはこちらです。
- ウタマロは自転車汚れ、色移り、泥汚れに効く
- コットンキャンバス地は家で簡単に洗濯可能
- つけ置き、こすり洗いはキャンバス地に効果的
もちろん、素材によってヨレや色落ちなどの恐れもあるので、洗濯表示などを参考にして試してください。
また、個人的にやってみて汚れを浮かせて布で取るのはあまり効果的ではないのかなと思いました。ブラシでこすったら、そのまま水で流しても良いのかなと思います。
今回は、とにかくウタマロが最強だということがわかりました!これからも愛用します!
もしキャンバス地のバッグが汚れた場合、お家の風呂で試してみてください。
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